月4回、もう半年通っている。それでも「変わった実感がない」。 そのもやもやから、「やっぱり週一じゃ少ないのかな」という考えにたどり着く。
でも、回数を増やす前に、ちょっとだけ立ち止まって確かめてほしいことがあります。 頻度より先に見直してみたほうが、体の変化につながりやすいことがあるからです。
「週一じゃ効果出ない」と言われると、なんだかつらくなる

ピラティスの頻度について調べると、「週2〜3回が理想」「週一では維持するのが精一杯」という情報が多く出てきます。 読んでいると、「やっぱり自分の通い方が足りないんだ」と、ちょっとがっかりする気持ちになりませんか。
正直なところ、週一でも体の変化を感じている方はいます。 逆に、週3回通っていても「変わっている気がしない」という方もいます。
この差はどこから来るのか。 頻度だけで説明しきれない部分が、実はあります。
週一で変化を感じにくい場合、回数が問題というよりも、「レッスン中の体の使い方」がかみ合っていないことがあります。 回数を増やす前に、まずそちらを確かめてみる価値があると思っています。
毎日やれば解決するかというと、そうでもない
「それなら毎日やればいい」と思うかもしれません。 実際、ピラティスを毎日続けている方もいます。
でも、回数の問題ではないかもしれません。毎日続けても変化が感じにくいケースがあります。 それは、体にぎゅっと力を入れたまま動く習慣がついているときです。
ピラティスの動きは、インナーマッスルと呼ばれる体の深いところにある筋肉を使うことが前提になっています。 ところが、フォームを正しくやろうとするほど、体の表面の筋肉に力が入りやすくなります。
力んで耐えながら動くと、体幹の深いところには届きにくくなります。 毎日続けても、この状態のままでは変化が出にくいことがあります。
回数が多いほど「頑張っている」という安心感は得られますが、体の使い方が整っていないと、その頑張りが空回りすることがあります。 継続できること自体はとても大切ですが、やり方の方向性が合っていると、同じ継続がより効いてくる感覚になります。
頻度より先に変えてみてほしいこと
「じゃあどうすればいいの」というところですが、答えは「もっと正しくやる」ではありません。 力んでやることをやめてみる、というほうが近いかもしれません。
体に力が入り続けていると、呼吸が浅くなります。 呼吸が浅くなると、インナーマッスルに届きにくくなります。 さらに「呼吸を意識して」と言われるほど、余計なところに力が入る、という悪循環になることがあります。
ピラティスの運動そのものではなく、立つ・座るといった日常の基本的な動作の中で体の使い方を整えると、力みが抜けやすくなることがあります。 力みが抜けてから同じピラティスの動きをすると、「あ、今日はなんか違う」と感じる瞬間が出てくることがあります。
体幹やインナーマッスルは、力んで入れようとするより、力みが抜けたときに自然に働きやすくなります。 姿勢も、意識して作ろうとするより、体の使い方が整ったときにすっと変わりやすい、ということがあります。
頻度を上げる前に、まずこの部分を試してみてほしいのです。
週一のまま、感覚が変わった人がいる話
「週一の通い方はそのままで、体の使い方を意識するようにしたら、レッスン中の感覚が変わった」という声があります。
力を入れて耐えるのをやめたら、呼吸が入りやすくなって、「あ、これが体幹を使うということか」と感じた瞬間があったそうです。 毎日やっていなくても、その一回のレッスンが以前より深く感じられるようになったというのは、体の使い方が変わったときによく聞かれることです。
もちろん、すべての方に同じことが起きるわけではありません。 ただ、「週一では意味がない」と回数に集中していた頃より、体の使い方に目を向けるようになってから変化を感じた、という方がいることは確かです。
頻度が大事じゃないとは言いません。 でも、頻度より先に体の使い方という入口から入ると、週一でもレッスンが違って感じられることがあります。 そこから「もっとやりたい」という気持ちになって、自然と回数が増えていくこともあります。
週一でも、体の使い方を丁寧に整えていくことで、運動そのものが楽しくなってくることがあります。
自分に合った頻度は、体の変化を感じてから探せばいい
頻度の「正解」は、実はあとから決めればいい話です。 「週2〜3回が理想」という情報は参考にはなりますが、それが自分に合う頻度かどうかは、体が変化を感じ始めてから判断するほうが確かめやすいです。
週一でも体の変化を感じられるなら、それがあなたの今の続けやすいペースです。 変化を感じてきたら、もう少し増やしてみる。 そのほうが無理なく継続しやすくなります。
続けることがいちばん大切です。無理に増やして続かなくなるより、週一で体の使い方をひとつひとつ丁寧に確かめながら通うほうが、長い目で見ると変化につながりやすいです。
まず、今の通い方のまま「体の使い方」を一度見直してみてください。 それから頻度のことを考えても、遅くはないと思います。
ピラティスが変わらないと感じている理由については、ピラティスを続けているのに体が変わらない。その理由は「頑張り方」にあるかもしれないでも詳しく書いています。 続けることが難しくなってきたと感じている方は、ピラティスが向いてなかった?続かなかった?それでも体を整えたい人へも合わせてご覧ください。
よくある質問
週1で効果はありますか?
週一でも体の変化を感じている方はいます。 ただし、頻度よりも「どう体を使っているか」のほうが変化に影響する場合があります。 まず体の使い方を確かめてみることをおすすめします。
何日おきにやるのがよいですか?
一般的に、週2〜3回を目安にする情報が多くあります。 ただし、力んだままの動きを頻繁に繰り返しても変化が出にくいことがあります。 体の使い方が整ってきてから、続けやすい頻度を探すほうが合うこともあります。
週1回30分でも意味がありますか?
時間や頻度よりも、そのレッスン中に体の使い方が整っているかどうかのほうが、変化に関係することがあります。 30分でも、力みが抜けて体幹が働きやすい状態で動けると、感覚が変わることがあります。
週3回と週1回では、どう違いますか?
回数が多いほど体に触れる機会は増えます。 ただ、力んだまま動く習慣がついた状態で回数を増やしても、変化が出にくいことがあります。 週一でも体の使い方が整ってくると、週3回でも整わない状態より変化を感じやすいことがあります。 回数と体の使い方、両方が合ってくると変化が出やすくなります。
体の使い方を整えるところから試してみたい方は、こちらからどうぞ。


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