ピラティスで体の軸を作ると、体はどう変わるのか

ピラティスで体の軸を作ると、体はどう変わるのか ピラティスの基本

レッスンで「体幹を意識して」と言われるたびに、お腹をぎゅっと締めようとしていた。でも何をどう意識すればいいのか、よくわからないまま体に力を入れていた。

それでも「やらないよりはいいはず」と思って続けていた、あの感じ。

そういう経験をされている方は、少なくありません。ピラティスを続けていると「体の軸を意識しましょう」という言葉をよく聞きます。でも「軸って何?」「今、軸ができているの?」という疑問を抱えたまま、なんとなくレッスンを続けている方も多いようです。

この記事では、体の軸を作ることでピラティスの動きがどう変わるのかを、事例をまじえながらお伝えします。やり方の手順ではなく、「どんなことが起きやすくなるか」という視点でお読みください。

そもそも「体の軸」ってなんだろう?

難しい解剖学の話は脇に置いて、ざっくりお伝えします。

体の軸とは、頭から足の先まで、体の中心を通るような「体のよりどころ」のことです。柱のようなもの、と言ってもいいかもしれません。体がこの柱を持てていると、立つ・座る・動くというどの場面でも、力が体全体に自然に分散しやすくなります。

現代人の多くは、この軸がそもそも十分に育っていない状態で体を動かしているとされています。「ずれている」のではなく「まだない」に近い状態から始まる、ということです。

だからこそ、「体幹を意識して」と言われても、力む場所がわからなかったり、どこかに無理がかかる感じがしたりするのかもしれません。軸がすっとできている体と、力みで何とかしている体では、同じ動きをしても感じ方がまるで違います。

ピラティスで体の軸ができると変わること

ここでは、軸を作ることでどんな変化が起きやすくなるかを事例スタイルでご紹介します。体験者によって感じ方の個人差はありますが、参考としてお読みください。

「体幹・軸」の感覚がつかみやすくなった

これまで「体幹を入れて」と言われるたびに、何が入ればいいのかわからなかった方が、体の軸ができることでその感覚を体の中に持てるようになったという声があります。

意識して頑張る前に、体の中心にある何かを感じられる。そこを起点にして動けるようになった、という表現をする方もいます。

呼吸が深く入るようになった

体に軸が通ると、呼吸がふわっと深くなったと感じる方がいます。

力んでいるときは、どうしても胸まわりや肩まわりが固まりがちです。体の中心が整うと、力みが自然にゆるみ、呼吸の入る余地が広がります。ピラティスの呼吸が「難しい」と感じていた方が、軸ができたあとに「呼吸が入ってくる感じが変わった」と言う例もあります。

詳しくは「ピラティスの呼吸が難しい」という方向けの記事もあわせてご覧ください。

姿勢が安定してキープしやすくなった

ピラティスのポーズ中、ふらついたり途中で崩れたりすることが多かった方が、軸が整いはじめたことで姿勢を保ちやすくなった、という事例があります。

「力でキープしていたのが、ふわっと立っていられる感じになった」という言い方をされる方もいました。意識してもちこたえているのではなく、自然に立っていられる、という状態に近いようです。

動きの効果を感じやすくなった

土台があると、同じピラティスの動きが体にちゃんと入ってくる感じがする、という声があります。

「頑張っているのに変化が薄い」という感覚が続いていた方が、軸を作ってからレッスンを受けたら「こんなに違うのか」と驚いた、という例もあります。動きを正しくやろうとする前に、土台が整っているかどうかが、効き方に影響しているのかもしれません。

腰や首の負担が、偏りにくくなった

体に軸が通ると、動作のときに力が体全体に散りやすくなります。軸のない状態では、どこか特定の部位に負荷が集中しやすい傾向があります。

腰や首は、その集中を受けやすい部位です。軸が育つことで「以前より腰に来にくくなった気がする」という方がいます。体の使い方が変わることで、負担の偏りが出にくくなる場合がある、ということです。これはすでに強い痛みがある方への対処法として書いているわけではなく、体の使い方の変化として起きやすいことをお伝えしています。

ピラティスを続けるハードルそのものも下がりやすくなる、という声もあわせてよく聞きます。力みで耐えていた状態から、体が自然に整った状態で動けるようになると、レッスン後の疲れ方が変わってくるようです。

これから始める人ほど土台があると入りやすい

ピラティスを始めたばかりの人は、覚えることがたくさんあります。呼吸、フォーム、体幹の意識。同時にいろんなことを意識しようとするほど、体に力が入りやすくなります。

でも、体の軸という土台が先にあると、「何を意識すればいいかわからない」という状態が少しほぐれやすくなります。基礎ができていれば、ピラティスの動きに集中できる余地が生まれるからです。

「もっと早くこれを知りたかった」という声を、体験後に聞くことがあります。始める前や、始めたばかりの段階で軸の土台を作っておくことは、その後の吸収しやすさに影響する可能性があります。

また、「ピラティスで体幹が入らない・軸がぶれる」とお感じの方は、この記事もあわせてご覧いただくと、体幹と軸の関係が整理しやすいかもしれません。

ピラティスだけじゃ足りないの?

ピラティスを否定したいわけではありません。ピラティスは呼吸・体幹・姿勢を整えるうえで、とても体系立てられたアプローチです。

ただ、「力の抜き方」や「体の中心の感じ方」という土台が先にあると、ピラティスの動きがより入ってきやすくなる場合があります。土台なしにやみくもに動こうとするのと、体の中心を感じてから動くのとでは、同じ動きでも体への届き方が変わってくる。そういう方がいるということです。

ピラティスとの対立でなく、ピラティスの効果を感じやすくするための下地、という位置づけです。

じゃあ、どうやって軸を作るの?

ここで「イス軸法」というアプローチをご紹介します。整体師の西山創先生が考案したもので、武術の世界で使われてきた体の使い方の知恵を、整体の視点でシンプルなかたちにまとめたアプローチです。

やり方の手順はここでは書きません。体で感じるものなので、文章で読んで真似るより、実際に体験していただく方がはるかに伝わります。

「5秒でこんなに変わるの?」という声をいただくことがあります。それだけ体の土台が変わったときの感覚は、本人にとってはっきりしているようです。

ピラティスを続けているのに変化が薄いと感じている方に、ぜひ一度試していただきたいアプローチです。

まずは体験してみませんか

体の軸を作る感覚は、読んで理解するより、実際に体を動かして感じるのが一番です。

初めての方も歓迎しています。ピラティスの経験や年齢は問いません。まず一度、体で確かめてみてください。

体験会 — イス軸法を初めて体感したい方、ピラティスの前に土台を作りたい方向けです。時間・形式・料金の詳細は体験会ページでご確認ください。

パーソナルレッスン — 自分の体の状態を個別に見てもらいながら進めたい方向けです。

グループレッスン — 仲間と一緒に体を動かしながら軸を感じたい方向けです。

「ピラティスをもっと活かしたい」「体の使い方を根本から変えてみたい」という方に、ぜひ来ていただけたらと思います。

まずは体験会に参加してみる

コメント

タイトルとURLをコピーしました